お菓子とギフト

プチギフトは小さな贈り物を意味しています。
そんなプチギフトがはじまったのは、紀元前のヨーロッパまでさかのぼります。当時は結婚や子どもの誕生など、おめでたい儀式の際の喜びの印としてドルジェが配られていました。そしてそれがいつしか習慣となり、今では結婚式をはじめとする幸せのイベントを彩るものとして欠かすことができないアイテムとして知られています。

結婚披露宴やパーティーの後に新郎新婦がゲストに手渡しで配るプチギフト。
来ていただいたゲストに対して感謝とお礼の気持ちを添えて贈るものであるため、ゲストに喜んでもらえるプチギフトを選んでいただきたいものです。

プチギフトを選ぶ際は、渡しやすく小さめでゲストがもらって嬉しいものであるかということが重要なポイントになります。クッキーなどのお菓子は、お子さまからご年配の方まで幅広い方に喜ばれることから人気があります。
しかし、せっかくなら定番とは異なる二人らしさを演出したオリジナリティーあふれるクッキーを渡したいと思う方もいるかと思います。二人の名前を入れたり、写真を入れたりとオリジナリティーあふれるクッキーを渡せば、ゲストの印象にも残りやすく好感度も上がることでしょう。

日本には季節によって様々な行事があります。
そしてお菓子はそんな行事と深く関係しております。
日本人は昔から様々な行事ごとにお菓子を贈り合うことで気持ちを交わしてきました。実際にバレンタインデーやホワイトデー、母の日や父の日など、様々な行事でお菓子を贈り合うという方も多いのではないでしょうか。

数ある行事の中でもバレンタインデーとホワイトデーは男女がお菓子を贈り合い、愛や感謝を伝える行事です。
ホワイトデーは元々、日本人の独特の習慣によって生まれた行事のひとつであり、バレンタインデーにもらったチョコレートのお返しをする日として知られています。
贈り物にはお返しをするという日本人らしい習慣によって誕生しました。日本人は昔から助け合いの精神が強く、何かの行事があれば米や野菜、お金などを持ちより、行事が終わるとお返しをすることが習慣になっていました。日本人にとってお返しをするということは自然に身についた習慣です。